今月の音遊人
今月の音遊人:三浦文彰さん「音を自由に表現できてこそ音楽になる。自分もそうでありたいですね」
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金管楽器が静かに(?)吹ける!軽量、コンパクト、高音質の進化したサイレントブラス
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2016.12.15
tagged: 金管楽器, チューバ, サイレントブラス, ピックアップミュート, パーソナルスタジオ, ユーフォニアム, ブラス・レゾナンス・モデリング
「金管楽器をいつでもどこでも、周囲に気がねなく吹きたい……」。プロ、アマ問わず、そんな金管演奏者のお悩み解決に役立っているのが「サイレントブラス™」だ。1995年の発売以来さまざまに進化をとげ、金管楽器の演奏をサポートするツールとして多くのファンから支持され続けている。
このほど新たに待望のチューバ、ユーフォニアム用がリニューアル新登場となったのを機に、改めてサイレントブラスに注目してみよう。
サイレントブラスの使い方はとてもシンプル。「ピックアップミュート™」をベルに差し込み、「パーソナルスタジオ™」と接続、イヤホンをつけていつも通りに演奏するだけ。高い消音性能と広域にわたる音程の安定感に優れたピックアップミュートは、息の抜けが良く、吹奏感がとても自然なので長時間演奏しても疲れない。
このミュートの先端部分に搭載されたマイクが音を拾い、イヤホンを通して返される。実はこの音に大きな秘密が!ヤマハ独自の「ブラス・レゾナンス・モデリング」技術によって、ミュート装着時の音のこもりを打ち消し、楽器ごとに異なるベルの位置、構え方の違い、通常の演奏時の反響音などをシミュレーションしているのだ。聴こえてくる音が自然で高音質だから、とても聴きやすく気持ち良く吹ける。
さらに、ピックアップミュートがより小型、軽量化されたことで楽器が構えやすくなったのも進化ポイントのひとつ。ミュートが完全にベルに収まる(フリューゲルホルン用以外)ため、装着していることを意識せず演奏に集中できる。また、ミュートをつけたまま楽器ケースに収納できるので、気軽に持ち運べて便利だ。
※楽器本体のベル形状やベル径などによってはピックアップミュートが適合しない場合があります。また、付属ケース収納可否についても適合製品一覧表でご確認ください。
旅先のホテルでも音が出せるので、サイレントブラスを愛用しているという「チューバマンショー」 のおふたりも「普通に演奏しているときの吹奏感にとても近いのでストレスが少ない」と大絶賛。
「吹奏楽部などで演奏していた人たちが、学校を卒業したとたんに練習場所がなくなり、楽器が吹けなくなってしまうという話をよく耳にします。そんなときサイレントブラスがあれば、自宅で好きな時間に練習できます。ぜひお試しいただきたいですね」と語る。
もちろん、現役吹奏楽部員の自宅練習にも最適。金管楽器パートの心強い味方になってくれそうだ。
サイレントブラスの楽しみ方はまだある。パーソナルスタジオの端子にオーディオプレーヤーやスマートフォンなどの出力を接続して音楽を再生すると、好みの音源に合わせた演奏やカラオケ演奏なども楽しめ、さらに録音機器に接続すれば演奏を録音することもできる。
自宅でリラックスしながら静かに楽しく演奏できるサイレントブラス。しばらく楽器ケースを開けていなかった人が久しぶりに演奏する歓喜の表情が目に浮かぶようだ。
「いつでも、どこでも、もっと楽しく」をコンセプトに、ヤマハ サイレントブラスが、さらに進化した姿で登場。小型・軽量化され、吹き心地も向上したピックアップミュートと、ミュートを装着しない生楽器の音を再現する新技術「ブラス・レゾナンス・モデリング」を搭載したパーソナルスタジオを組み合わせることで、ミュートを付けていることを忘れさせるほどの吹き心地を提供します。
サイレントブラス、ピックアップミュート、パーソナルスタジオ、ブラス・レゾナンス・モデリングおよびSILENT Brassのロゴはヤマハ株式会社の登録商標です。