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今月の音遊人:ジェイク・シマブクロさん「音のかけらを組み合わせてどんな音楽を生み出せるのか、冒険して探っていくのは楽しい」
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【チケットプレゼント】プッチーニの人気オペラ『ラ・ボエーム』を芸術の秋に
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2014.10.17
数年前、旅先のロンドンでオペラ『マクベス』を鑑賞する機会があった。フルオーケストラの生演奏にのせた生歌と、舞台美術の素晴らしさはもちろん、おしゃれをして劇場へ行き、幕間にお酒を楽しむという非日常的な体験になんとも言えず気分が高揚したものだ。
近年、日本でもオペラ文化が根付きつつあるが、長年にわたって日本のオペラ界を先導してきたのが1934年(昭和9年)創立の藤原歌劇団。今年創立80周年を迎えるにあたり、歌劇団の初演を飾った記念碑的作品であるプッチーニの『ラ・ボエーム』が、2014年11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演されることになった。
『ラ・ボエーム』というと、イタリアオペラを代表するプッチーニの人気作。ボヘミアンと呼ばれるパリの芸術家の卵たちの夢、恋、友情を描いた青春群像劇で、物語の主軸である詩人のロドルフォとお針子のミミの美しくもはかない純愛は、多くの観客の涙を誘ってきた。
今回の記念公演のキャストには、主役のミミにイタリアオペラの新女王との呼び声も高いソプラノ歌手のバルバラ・フリットリを、相手役のロドルフォに世界的なテノール歌手のジュゼッペ・フィリアノーティを招聘(※)。一流の歌手が情感豊かに歌い上げる切ない愛のアリア、二重唱には、誰もが心を動かされるはずだ。
オペラは専門知識がないと内容が理解できないイメージがあるが、『ラ・ボエーム』はわかりやすいストーリーで美しい旋律の音楽・歌が多く、オペラ初心者でも楽しめる作品。芸術への意欲をかき立てられるこの季節、ぜひあなたも、最高峰の音楽、演劇、美術が融合した総合舞台芸術、オペラを体験してみては?
『プッチーニ作曲 オペララ・ボエーム』
公演日時:2014年11月1日(土)、2日(日)、3日(月・祝)
会場:Bunkamura オーチャードホール(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)
指揮:沼尻竜典
演出:岩田達宗
主催:公益財団法人日本オペラ振興会 / Bunkamura
詳しくはこちらをご覧ください。
Web音遊人読者のみなさま抽選で2組4名様に、11月3日(月・祝)S席のチケット(1枚20,800円)をプレゼントいたします。
こちらのWeb音遊人専用フォームにてご応募ください。
応募締切:10月23日(木)23:59まで
当選発表:チケットの発送をもって代えさせていただきますので、予めご了承ください。
※10月27日(月)発送予定