今月の音遊人
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コンパクトかつハイグレードなシンセサイザー「reface」シリーズが登場!
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2015.9.29
tagged: シンセサイザー, ヤマハ, reface, reface DX, reface CS, reface CP, reface YC, HQ Mini
歴代のヤマハシンセサイザーやステージピアノのシリーズ名を冠し、それぞれの特色ある音源を備えたハイグレード・コンパクトなシンセサイザー「reface」シリーズが2015年秋に誕生。
往年のFM音源から最新のサウンドまでを搭載した、まさに現代のDXともいえる「reface DX」、デジタル技術によってアナログシンセの音を再現し、多彩な音色変化が楽しめる「reface CS」、6種の代表的音色を搭載したビンテージエレクトリックピアノ「reface CP」、オルガン特有の音作りが楽しめるビンテージコンボオルガン「reface YC」。往年のDX、CS、CP、YCを知る人にも、また新たにシンセサイザーを楽しもうという人にも、持つことの喜びを実感できるシリーズだ。
「reface」シリーズ最大の特徴は、ハイグレードな機能を備えながら、愛らしさを感じさせるほどコンパクトであること。女性でも簡単に持ち運べるサイズながら、質感高く高級感を感じる筐体は楽器作りの歴史があるヤマハだからこそ実現したサイジングだと言えるだろう。また、手触りや色調にもこだわった塗装は、往年のDX、CS、CP、YCを想起させる仕上げ。プロ仕様を意識したボタンやスライダーの作りなど、その姿や操作性からも本格的な楽器の価値が伝わってくる。
また、スピーカー内蔵で電池(単3×6)でも使えるので、いつでもどこでも、弾きたい時、作りたい時に演奏できるのが嬉しい。
出音にもとことんこだわり、4モデルそれぞれの特徴的な音源のポテンシャルを最大限に活かせる、プロフェッショナルシンセサイザーと同等の出力回路を搭載。見た目のコンパクトさからは想像できない存在感のある音で、レコーディングやステージでも大いに活躍するだろう。また、音の繊細な強弱をタッチで表現できるコンパクト鍵盤「HQ Mini」を新たに開発。ミニ鍵盤にありがちなチープ感を一切排除した、弾き応え充分の鍵盤のタッチ感は、時間を忘れて弾き続けてしまうほどだ。
それぞれの楽器の歴史と個性を受け継ぎながら、テクノロジーによって最新のクオリティを究めた「reface」シリーズ。誰にも使いやすく、わかりやすく、しかも優れた表現力をもっていることが最新機種である証だろう。
シンセサイザーをぐっと身近にしてくれる4つの「reface」のどれかが、もし学校の「創作」の授業などに仲間入りしたら、子どもたちは「音」や「音楽」に別の角度から興味を抱くきっかけと出会えるかもしれない。そんな日が待ち遠しい。「reface」シリーズの楽しさ、面白さを、ぜひ店頭で「見て」「触って」「感じて」ほしい。
『reface』シリーズはプロフェッショナル・ハイグレード音源と、このシリーズのために新たに開発したハイグレードかつコンパクトな鍵盤『HQ Mini』を搭載したシンセサイザーです。