今月の音遊人
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ワイヤレスな音楽の新しいカタチ「MusicCast(ミュージックキャスト)」で家族みんなで音楽を楽しもう
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2017.5.26
tagged: MusicCast, MusicCast CONTROLLER, ワイヤレス
ネットワークオーディオの普及で、ひとつの音楽データを家族みんなで楽しむのが一般的になってきたのではないだろうか。
そこで、家庭内のネットワーク上にある音楽や音声データを、部屋をこえて家じゅうで自由に聴くことができる「MusicCast®」を紹介しよう。
MusicCastとは、スマートフォンやタブレットで、家の中にある複数のオーディオ機器を操作できる機能。例えば、ヤマハのサウンドバー(*1)やAVレシーバー(*2)などのMusicCast対応機器を家庭内のWi-Fi(無線LAN)に接続すれば、パソコンやNAS(*3)、スマートフォンやタブレットなどにあるデータをそれぞれの部屋にあるMusicCast対応機器で再生することができる。さらに、対応機器間で音楽ソースをやりとりすることも可能だ。操作は専用の無料アプリ「MusicCast CONTROLLER(*4)」で行う。
手軽に始めたい方には、リビングのテレビのサウンドバーからキッチンのワイヤレススピーカーへ、テレビ番組の音声を配信するという使い方はいかがだろう。料理をしながら音楽番組を聴いたり、気になるスポーツをチェックしたりすることができる。
さらに、このサウンドバーとワイヤレススピーカーの組み合わせは、音が聴こえづらくなった高齢者や住宅事情などにより音が気になる方にもおすすめだ。小型のワイヤレススピーカーを傍に置くことで、テレビの音量を上げずにきちんと音声を聴くことができる。
また、語学学習の音声やインターネットラジオなどを各部屋にあるワイヤレススピーカーで鳴らせば、家じゅう移動しても途切れることなく聴けるので、肝心なところを聴きのがした!などとストレスを感じることも少ないかもしれない。
こんな使い方はどうだろう。電子ピアノの練習は、近隣に配慮してヘッドホンを使うことも少なくない。こうした場合、どんな練習をしているのか、周囲の人にはまったくわからない。例えば、電子ピアノをMusiccast対応機器と接続し、キッチンのスピーカーとワイヤレスでつなげば、子どもがヘッドホンを使って練習している曲を、お母さんがキッチンで家事をしながら聴くこともできる。
MusicCastはBluetooth®と異なり、データを圧縮せずに配信・受信ができるため、音質が優れているのも特長。本格的に楽しみたいなら、リビングのホームシアターシステムから自分の書斎のネットワークCDレシーバーにハイレゾ音源をシェアするのもいいかもしれない。
ワイヤレスな音楽の新しいカタチは、ライフスタイルや好みによって自在に変化する。MusicCastで音楽の楽しみが、これからもっと広がるに違いない。
(*1)サウンドバー:テレビのそばに置くだけで迫力あるサウンドが実現できるコンパクトサイズのスピーカー。
(*2)AVレシーバー:映画館のような臨場感のあるサウンドを家庭で実現できる。チューナーが内蔵されているものをAVレシーバー、内蔵されていないものをAVアンプという。
(*3)NAS:ルーターに接続できるハードディスクドライブ。同じネットワーク上にあるパソコンやスマホなどとデータ共有ができる。
(*4)MusicCast CONTROLLER:MusicCast専用の無料アプリ。家中のMusicCast対応機器のON・OFFや再生、音声調整などの操作ができる。→詳しくはこちら
※MusicCastはヤマハ株式会社の登録商標です。
家のなかを、部屋をこえて、自由に音楽・音声がつながる、ヤマハ「MusicCast®(ミュージックキャスト)」