今月の音遊人
今月の音遊人:富貴晴美さん「“音で遊ぶ人”たちに囲まれたおかげで型にはまることのない音作りができているのです」
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男性も必見、自信をもってステージに立つための衣装の色選びとメイク術
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2017.2.23
tagged: 資生堂, メイク, ドレス, 衣装, メーキャップ, 大久保紀子, 資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト, 色
ステージで人前に立つとき、観客に与える印象を大きく左右する衣装とメイクの色。だが実際は、なんとなく色選びをしている人が多いのではないだろうか。そこで資生堂トップヘア&メーキャップアーティストで色彩コーディネーター1級の資格を持つ大久保紀子さんに、ステージで華やかに輝くための色選びのヒントについて伺った。
衣装の色を選ぶにあたり、まず決めたいのが目指すスタイルのイメージ。「可憐でふんわりしたミニドレス」「エレガントなロングドレス」「格好いいパンツスーツ」といった方向性を決めれば、理想のイメージに合う色が大まかに見えてくるだろう。
もうひとつ、色選びの判断材料になるのが肌の色。身につけたとき鏡に映る顔が明るく生き生きとして見えるか、暗くくすんで見えるかで、自分に似合う色を見分けることができる。なお肌色には個人差があるが、日本人の肌色に比較的合いやすいのは「紺・ブルー系」「ラベンダー」「コーラルピンク」だと大久保さんはいう。
「ただし肌色は色選びのひとつの指標にはなりますが、絶対的なものではありません。たとえ肌色に合っていても、どうしてもしっくりこない色もあります。ステージで堂々と立ち振る舞うためには、身につけたとき気持ちが高ぶるような、自信を持って着こなせる色の衣装を選ぶことだと思います」
メイクの色選びは、かわいいドレスならパステル系、エレガントなドレスなら赤・ローズ系など衣装のイメージに近づけるのが基本。また、シンプルな方法だが、衣装に使われている色をメイクに取り入れてもバランス良く決まりやすいという。
「ステージの広さやライティングの加減にもよりますが、日常のメイクでは印象がかなり薄くなってしまうので、リップやアイシャドウは発色の良いものを選びましょう。普段のメイクでは使わないような強い色で、唇の輪郭や目尻から少しオーバーするくらい大胆に色をのせても意外にしっくりきます。メイクは間違えてもすぐ落とせますから、思い切って色で遊んでみてください」
また、色を活かすために欠かせないのが「ベースの肌づくりなんです」と大久保さん。ついつい、リップやアイシャドウなどに気をとられがちだが、肌づくりがいい加減だと肌色がくすんで見え、目元や口元の色が映えにくくなる。
「ファンデーションは顔全体に均一にのばさず、明るいところは明るく、そうでないところはナチュラルに、メリハリをつけるのがポイントです。特に目頭から目尻、小鼻の脇を結んだ三角ゾーンが明るく見えると顔がぱっと華やぎますから、ファンデーションは三角ゾーンにきれいになじませれば、そのほかの部分は薄くて構いません」
ちなみに男性の場合も、人前での印象をアップするポイントは肌づくり。目の下のクマを隠すだけでも顔色が明るくなり、若々しく見えるそうだ。
「肌色に合ったパウダーファンデーションを顔全体にのばし、クマなどの気になるところは重ねづけしてください。もうひと手間加えるならば、肌色より暗いファンデーションを眉頭の下から鼻筋にかけてとフェースラインに少し入れて陰影をつけると、顔立ちが丹精に見えてより格好良くなると思います。さらに眉をカットして形を整え、リップクリームを塗れば印象はかなり違ってくるはずです」
試行錯誤しながら色選びするのは楽しいが、多種多様な色のなかから自分にマッチするものを選別するのはなかなか難しい。まずは理想のイメージを明確にし、実際の顔映りをいろいろ試してみること。そして迷ったときは、信頼できる友人、知人の意見を聞いたり、プロのカラーリストやメイクアップアーティストのアドバイスを受けたりするのも一案だろう。
「自分で色選びをすると好きな色に偏りがちで、いつも同じような色ばかり選んでしまう方も多いのではないでしょうか。それも間違いではありませんが、『こんな色は合わない』といった思い込みを捨ててみると、自分をもっと魅力的に見せてくれる意外な色が見つかるかもしれませんよ」
「自分にこんな色は合わない」などと決めつけず、新しい色に挑戦する勇気と積極性があれば、自分を華やかに彩ってくれる特別な色に出合えそうだ。
大久保紀子さんが、ステージでの衣装とメイクの色選び術や、衣装のボリューム感、質感の合わせ方をレクチャーします。セミナーの後半では、プロのサポートのもとご自身でメイクを実践できます。ステージで自分をより華やかに魅力的に演出するためのアドバイスが満載です。
日時:2017年3月26日(日)一部11:00~12:30/二部14:30~16:00
※各回同内容
場所:資生堂パーラー9F「ワード資生堂」(東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル)
定員:各回25名(女性限定)
応募締切:2017年3月8日(水)17:30
文/ 武田京子
tagged: 資生堂, メイク, ドレス, 衣装, メーキャップ, 大久保紀子, 資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト, 色
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