今月の音遊人
今月の音遊人:松井秀太郎さん「言葉にできない感情や想いがあっても、音楽が関わることで向き合える」
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音量は15段階調節OK&音色は73種類搭載、手にしたその日から楽しめるデジタルサックス「YDS-150」
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2021.1.29
自宅ですごす時間が増えている今、心ゆくまでサクソフォンを吹きたい。でも「自宅では自由に音を出せない」「サクソフォンにトライしたいけれど、なんとなく難しそうで……」という方も多いのではないでしょうか。そんな方々の救世主となるのが、アコースティックとデジタルが融合した新しい管楽器、デジタルサックス「YDS-150」です。
デジタルサックスの大きな特徴は、音量調節が可能なこと。15段階で音調を調整でき、テレビの音声より音を小さくできるため、場所や時間を気にせず演奏できます。
「ヘッドホン・イヤホンをつなげば完全に消音できますし、反対にアンプ内蔵スピーカーやスピーカーにつないで音量を上げることもできます。自宅での練習はもちろん、ライブ、作曲、演奏動画の配信と、幅広いシチュエーションに対応することができます」と、ヤマハミュージックジャパンでデジタルサックスのマーケティングを担当する吉田つくしさん。
またアコースティックサクソフォンの場合、正しいアンブシュア(口の形)でマウスピースをくわえないと、音をうまく出すことができません。ですがデジタルサックスは、独自設計のマウスピースを採用し、リコーダーのように息を吹き込むだけで音を出すことができます。「管楽器未経験者の方でも、手にしたその日から演奏を楽しめますよ」と吉田さん。
独自の「ベル一体型アコースティック音響システム」で、アコースティックサクソフォンのような吹奏感、響きを実現しているのもポイント。奏者が吹き込む息の強さによって音量、音色が変化するだけでなく、内蔵スピーカーから鳴る音と振動がベルに伝わり、楽器全体が振動。その振動が口元や指先に伝わることで、リアルな演奏感を得られます。
「ベルの素材には、ヤマハのアコースティックサクソフォンと同じ真鍮(イエローブラス)を使用しています。真鍮製のベルが、サクソフォンらしい残響音や、豊かな響きを生み出します」(吉田さん)
内蔵されている音色は、日本を代表するプロのサクソフォン奏者が、ヤマハのアコースティックサクソフォン(ソプラノ・アルト・テナー・バリトン)を一音一音吹き、全音をサンプリング。
「主なサクソフォンの音色は、長く伸ばすと自然にビブラートがかかるようになっており、テクニックがなくても、サクソフォンらしい音を鳴らすことができます。尺八などの民族楽器や、シンセ系の音色が搭載されているのもデジタル楽器ならではです」(吉田さん)
無料の専用アプリ「YDS Controller」(iOS/Android対応)と連携すれば、息の抵抗感やレスポンス(反応)、エフェクトなどを細かく調整でき、好みの吹奏感、響きに設定できます。
「ヘッドホン・イヤホンを接続した状態であれば、スマホやPCに入っている音源をBluetooth🄬経由で再生することもできます。伴奏音源と一緒に演奏することで、楽しさがさらに広がります」(吉田さん)
1本にソプラノ・アルト・テナー・バリトンの音色が搭載されており、音源をバックに演奏すれば、バンド気分を味うことができるデジタルサックス。アコースティック楽器とは違う楽しみ方ができるため、新しい音楽、パフォーマンスを生み出すきっかけも与えてくれそうです。
いつでもどこでも、思いのままにサクソフォン演奏。ベル一体型アコースティック音響システムの採用により、楽器との一体感はそのままに音量調節ができるデジタルサックスです。
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