今月の音遊人
今月の音遊人:佐渡裕さん「音楽は、“不要不急”ではない。人と人とがつながり、ともに生きる喜びを感じるためにある」
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読者が体験!自宅で映画・音楽を臨場感豊かに楽しめるホームシアター「YHT-903JP」
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2016.6.24
tagged: モニター, YHT-903JP, ホームシアター, シネマDSP, YPAO, AV CONTROLLER
ヤマハのホームシアターシステム「YHT-903JP」をWeb音遊人の読者が体験!原昭宏さんのお宅にうかがい、その様子を取材させていただきました。
さっそくレポートしましょう。原さんのお宅はマンションの4階。ベランダに面した日当たりの良いリビングは白を基調とした広々とした空間。そこに大画面の4Kテレビを中心に、スリムなYHT-903JPがすっきりとレイアウトされていました。YHT-903JPの白いカラーも清潔感のあるリビングにうまく調和しています。
原さんは、中学生のころからのオーディオ好き。YHT-903JPにも搭載されている音場創生技術「シネマDSP」の魅力もよくご存じだったことと、YHT-903JPの色や形状も自宅のリビングにぴったりということで、体験モニターに応募されました。
YHT-903JPは、5.1chのフルシステムのセットなのに、箱はそれほど大きくなく開梱もしやすかったそうです。また、スピーカー自体もトールボーイ型のフロントスピーカーはスリムで、センターやサラウンドスピーカー、サブウーファーもコンパクトで設置には困らなかったとのこと。「家族にも邪魔者扱いされないので助かっています(笑)」(原さん)
さっそく試してみると、AVアンプのRX-S601は、ノイズ感が少なく情報量豊かな音で、すぐに気に入ったそうです。しかし、逆にスピーカーは最初は少し物足りなく感じたといいます。原さんによると、「スリムなデザインは良いけれど、ちょっと音が貧弱で心配になりました。けれど、自動音場補正のYPAOで測定・補正を行い、サブウーファーのレベル調整を行ったところ、その音が激変。迫力のある音と豊かな空間の再現に驚きました」
使っている4Kテレビも音質にこだわった高級機で、原さんが求める音質レベルはかなり高いようです。YPAOの測定と自らのバランス調整でしっかりとYHT-903JPの実力を引き出した手腕もさすがです。YHT-903JPでは映画のサラウンド再生はもちろん、音楽鑑賞も楽しんでいるとか。CDなどのステレオ音声をシネマDSPでサラウンド化すると、気持ち良く音楽を聴けるそうです。また、映画鑑賞では、シネマDSPの「アドベンチャー」や「サイファイ」を組み合わせて視聴することが多く、臨場感が豊かな音なので、昼間などはついつい音量を上げ気味にしてしまうとか。
また、重宝しているのがFMチューナー。ワイドバンド対応のFMチューナーを内蔵しており、受信状態も良好なので、FM放送を聴く機会が増えたそうです。このほか、音楽鑑賞ではパソコンやNASにCD音源をリッピングして、ジュークボックスのようにして使うなど、最新のPCオーディオ再生も楽しんでいるようです。そして、機器の操作はリモコンではなく、タブレット端末のアプリ「AV CONTROLLER」を使用。最新のデジタル・ギアも自由自在に使いこなしています。基本操作はもちろん、シネマDSPの効果の調整なども、アプリの方がグラフィカルなので使いやすいとのことです。
原さんはヤマハ主催の視聴会などにも積極的に参加されているようで、高級機のセパレートAVアンプのCX-A5100やMX-A5000の音もすでに体験済みとのこと。そうした高級機の進化や音の良さが、YHT-903JPにもきちんと反映されていると感じたそうです。機能の充実度はかなりのもので、BluetoothⓇ再生などこれからも時間をかけてじっくりと試してみたいそうです。
「入門クラスのモデルですが、思った以上の内容でとても満足しています。4Kテレビを導入して以来、映像はよくても音が力不足で不満でしたが、今は解消されました。映像と音の両方のレベルが高い次元で揃うと、臨場感が倍増しますね」(原さん)
4K映像対応HDMI端子を搭載、薄型高密度5.1chネットワークAVレシーバー+トールボーイスタイルの5.1chスピーカーパッケージ
文/ 鳥居一豊
photo/ 阿部雄介
tagged: モニター, YHT-903JP, ホームシアター, シネマDSP, YPAO, AV CONTROLLER
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