今月の音遊人
今月の音遊人:大貫妙子さん「言葉で説明できないことのなかに本当に素晴らしいものがいっぱいある。それが音楽ですよね」
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【CDプレゼント】第1回「音座銀座」開催。佐野史郎が自分史とともに振り返った「音楽の愉しみ」とは?
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2014.10.15
tagged: ポータル, 佐野史郎, ヤマハ銀座, 音座銀座, On The Gin Za, トークショー, 伊藤銀次
ヤマハ銀座ビル1Fポータルで開催されるトークショー「音座銀座」は、大人の音楽の愉しみ方を“達人”の手法から発見していく新企画。2014年9月23日に行われた第1回は、俳優・佐野史郎が、独自の視点から音楽の隠れた愉しみ方について語った。
俳優に留まらず、写真や文学など表現者として幅広い分野で活躍している佐野が、ミュージシャンとしても活動しているのはご存じの通りだろう。
佐野の人生の歴史とともにあった音楽。最初に聴いたエレキギターの音は、レスポール&メリー・フォードの『ジングルベル』。そして、ディズニーのアニメーション映画『眠れる森の美女』のテーマ曲『いつか夢で』(チャイコフスキー原作)で、オーロラ姫に恋をした。
そんな佐野が「ビートルズから始まるロックンロールに目覚めていく前夜」と語ったのは、森山加代子の『月影のナポリ』。また「西洋音楽と日本の空気を分け隔てなく合体させた。敗戦後、アメリカに依存しつつも独立国として存続するという日米共存の矛盾を「日本語のJAZZ」として乗り越えた。この曲がなければ、今の日本の芸能界はなかったのではないかと思うぐらい非常に重要な曲」というのは、ハナ肇とクレージーキャッツの『スーダラ節』。
自他共に認める大のゴジラファンでもある佐野は、最初に観たゴジラ映画『キングコングVSゴジラ』のテーマ曲についても触れた。「ハリウッド版GOZILLAの曲を聴いたとき、『キングコングVSゴジラ』の1フレーズが流れ、日本とアメリカという国を超え、ひとつの世界を共有できたことが嬉しくて鳥肌が立ちました」
その他、『朝日のあたる家』(アニマルズ)、『ブーン・ブーン』(ザ・スパイダース)、『バラバラ』(レインボウズ)、『アイム・ダウン』(ビートルズ)、『イムジン河』(ザ・フォーク・クルセンダース)、『続・夕陽のガンマン』(エンニオ・モリコーネ楽団)、『悲しき天使』(メリー・ホプキン)と、佐野の選曲は幅広く、そこには時代の背景と共に佐野の世界観や哲学が往来した。だからこそ、その日、幅広い年齢層の人々が、音楽の新しい魅力に、そして佐野の魔力に惹きこまれたのだろう。
さて、「音座銀座」の第2回は伊藤銀次を迎え「ロック比較文化論」と題して2014年11月28日(金)に開催。「対談は相手の音を聴きながら一緒に演奏するようなもの。セッションする愉しみに近いんじゃないでしょうか」
二人がいかに響き合い、どんな話を奏でるのか。第2回もどうぞお楽しみに。
こちらのPDFファイルをご覧ください。
日時:2014年11月28日(金)16:30開場/17:00開演(終演18:00)
場所:ヤマハ銀座ビル1F“ポータル”(東京都中央区銀座7-9-14 )
観覧:無料
客席:予約席35名(抽選)※後方に立ち見フリースペースあり(当日先着順)
申込み:Web、FAX、ヤマハ銀座ビル1Fインフォメーションカウンターにて受付
応募締切:2014年11月16日(日)
当選発表:2014年11月20日(木)頃、当選された方のみハガキまたはメールでご連絡いたします
※入場者多数の場合は、入場制限をさせていただく場合があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
Web音遊人より、第2回「音座銀座」予約席観覧にお申込みいただいた方の中から抽選で3名様に、佐野史郎さん率いるゼラチン・シルバー・ミュージック・クラブ・バンドのアルバム『ニュープリント』を佐野史郎さんのサイン入りでプレゼントいたします。
こちらのWeb音遊人専用フォームよりご応募ください。
※予約席とCDの当選者が別の場合もあります。また、CDは開催日に会場でのお渡しとなりますので予めご了承ください(16:30~18:00)。
文/ 福田素子
photo/ 森島興一
tagged: ポータル, 佐野史郎, ヤマハ銀座, 音座銀座, On The Gin Za, トークショー, 伊藤銀次
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