Web音遊人(みゅーじん)

新開発オルガン音源搭載、ライブ演奏に必要な音色と機能を凝縮したステージキーボード「YC61」

ライブ演奏で求められる音色、演奏性、可搬性にフォーカスしたステージキーボード「YC61」。新開発のオルガン音源、最新のピアノ音源、名機「DX7」に代表されるFM音源を搭載した、キーボーディスト要注目のモデルです。

「YC」というモデル名を見て、1960~1970年代に人気を博したヤマハのコンボオルガン「YCシリーズ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「『YCシリーズ』は、今でいうシンセサイザーのように多彩な楽器の音を鳴らせて、可搬性にも優れたステージ用キーボードでした。そんな『YCシリーズ』のアイデンティティを受け継いだ現代のステージキーボードをつくりたいという発想から、“YC”の冠を付けた『YC61』が生まれました」と、マーケティング担当の梅津昇陛しょうへいさん。

「YC61」の特徴の一つは、ライブ演奏に不可欠な「アコースティックピアノ」「エレクトリックピアノ」「オルガン」の厳選された音色が揃っていること。なかでも新開発のオルガンサウンドは、ヤマハが研究を重ねてきたVCM(Virtual Circuitry Modeling)技術を応用し、アナログのオルガンとスピーカーが生み出す独特の音の揺れや歪み、ノイズまで忠実に再現されています。
「複雑なアナログ回路を持つオルガンの音色は、楽器の音をマイクで拾うサンプリング音源では表現しきれないところがありましたが、本物のオルガン、スピーカーを鳴らすのと同じ音のニュアンスを再現できるのがVCM技術です。ヤマハはこれまでもシンセサイザー用の音色やエレクトーン用のオルガンフルート、2015年に発売された小型のオルガン専用機reface YC等でもオルガンの持つ独特のインターフェースの開発に取り組んできましたが、オルガンの発音原理を回路レベルで再現したのは今回が初めてです。VCMオルガン音源が生み出す生々しいオルガンサウンドは、新しい価値観のサウンドといえます」(梅津さん)

ステージキーボード YC61 サウンドデモ動画

音源方式は、新開発の「VCMオルガン音源」、ピアノ系からストリング、ブラスなど様々な音色をカバーする「AWM2音源(サンプリング)」、独特のサウンドを現代によみがえらせる「FM音源」の3つで構成されており、ライブ演奏で必要な定番音色を、それぞれ最適な音源で鳴らすことができる。

一つのノブ・ボタンに一つの機能を割り当てた、直感性の高い「One-to-Oneインターフェース」も特徴の一つ。
「キーボーディストは、バンド編成やライブ会場の音響、機材などによって音の設定を細かく調整しますが、操作に手間取ると演奏に集中できなくなります。One-to-Oneインターフェースは、ボタンを何度も押さなくてもワンタッチで操作できるので、ストレスなくパフォーマンスに集中できます」(梅津さん)

直感的なサウンドのコントロールを可能にしたインターフェース。

新開発の「セミウェイテッド ウォーターフォール鍵盤」は、指馴染みのよい形状。特にオルガン演奏に適しており、手のひらを鍵盤にすべらせるグリッサンドや、高速の連打もスムーズにできる。

オルガンの演奏に欠かせないドローバーは、演奏中に設定を切り替えてもLEDライト(全7色からカスタマイズ可能)によってドローバーの設定を確認できる。また、ノブがシースルーになっており、ドローバーがLEDライトと重なっていても確認しやすい。

7.1キロという軽量かつコンパクトな設計で、持ち運びやすいのも奏者にとって嬉しいポイント。移動時の利便性を考え、楽器を収めるケースは背負えるリュック型になっています。
「通常は楽器の仕様を決めてからサイズを決めますが、今回は鍵盤を基準として最小限となるサイズを決めたため、インターフェースのデザインもそのサイズの中で試行錯誤が繰り返されたという経緯があります。それほど、背負って持ち運べるサイズにはこだわりました」(梅津さん)

楽器を守る堅牢性と、体への負担軽減の両方を考慮したリュック型のソフトケースSC-YC61(別売)。楽器とは別にペダルやケーブル、楽譜をそれぞれ収められる専用のポケットが付いており、手ぶらで移動できる。

「YC61」は、ステージピアノ「CP88」など、MIDI端子を搭載したキーボードとの組み合わせにも対応しており、2段鍵盤のオルガンとして使ったり、ステージやスタジオにあるピアノタッチ鍵盤でYC61に搭載されている最新のピアノ系サウンドを演奏したりするなど、パフォーマンスの可能性が広がります。
自宅で過ごす時間が増えている今、「YC61」を思うままに演奏しながら、自分にあったサウンドをとことん追求し、次のライブの構想を練ってみてはいかがでしょうか。

YC61開発ストーリー

■YC61

ライブ活動を行うキーボーディストの為にデザインされたステージキーボード。物理ドローバーを備えたVCMオルガン、伝統的なアコースティックピアノとエレクトリックピアノ、そしてFM音源を搭載。
詳細はこちら

■YC61発売記念キャンペーン

2020年8月2日(日)までに「YC61」をご購入いただいた方にフットコントローラー「FC7」をプレゼント。
詳細はこちら

特集

今月の音遊人:諏訪内晶子さん

今月の音遊人

今月の音遊人:諏訪内晶子さん「音楽の素晴らしさは、人生が熟した時にそれを音で奏でられることです」

22056views

パワーマン5000

音楽ライターの眼

パワーマン5000が新作『Abandon Ship』で訪れる“過去にあった未来”

2683views

楽器探訪 Anothertake

ピアニストの声となり歌い奏でる、コンサートグランドピアノ「CFX」の新モデル

6885views

日ごろからできるピアノのお手入れ

楽器のあれこれQ&A

日ごろからできるピアノのお手入れ

71728views

おとなの楽器練習記

おとなの楽器練習記:注目のピアノデュオ鍵盤男子の二人がチェロに挑戦!

9931views

マイク1本から吟味して求められる音に近づける/レコーディングエンジニアの仕事(前編)

オトノ仕事人

マイク1本から吟味して求められる音に近づける/レコーディングエンジニアの仕事(前編)

18257views

ホール自慢を聞きましょう

ウィーンの品格と本格派の音楽を堪能できる大阪の極上空間/いずみホール

8950views

こどもと楽しむMusicナビ

オルガンの仕組みを遊びながら学ぶ「それいけ!オルガン探検隊」/サントリーホールでオルガンZANMAI!

10538views

小泉文夫記念資料室

楽器博物館探訪

世界の民族楽器を触って鳴らせる「小泉文夫記念資料室」

26814views

われら音遊人

われら音遊人

われら音遊人:バンドサークルのような活動スタイルだから、初心者も経験者も、皆がライブハウスのステージに立てる!

9167views

山口正介 Web音遊人

パイドパイパー・ダイアリー

マウスピースの抵抗?音切れ?まだまだ知りたいことが出てくる、そこが面白い

6774views

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブにサルサ!キューバ音楽に会いに行く旅 - Web音遊人

音楽めぐり紀行

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブにサルサ!キューバ音楽に会いに行く旅

28529views

脱力系(?)リコーダーグループ栗コーダーカルテットがクラリネットの体験レッスンに挑戦!

おとなの楽器練習記

【動画公開中】脱力系(?)リコーダーグループ栗コーダーカルテットがクラリネットの体験レッスンに挑戦!

12220views

武蔵野音楽大学楽器博物館

楽器博物館探訪

専門家の解説と楽器の音色が楽しめるガイドツアー

9967views

音楽ライターの眼

【ジャズの“名盤”ってナンだ?】#030 “ため息”の魅力を際立たせたアレンジャーの作戦勝ち!?~ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』編

2559views

一日の始まりを明るく元気な音楽で彩る/朝の情報番組のエレクトーン奏者の仕事

オトノ仕事人

一日の始まりを明るく元気な音楽で彩る/朝の情報番組のエレクトーン奏者の仕事

793views

われら音遊人

われら音遊人

われら音遊人:仕事もバンドも、常に真剣勝負!

10620views

CP88/73 Series

楽器探訪 Anothertake

ステージで際立つ音色とシンプルな操作性で奏者をサポート!最高のライブパフォーマンスをかなえるステージピアノ「CP88」「CP73」

19655views

ホール自慢を聞きましょう

歴史ある“不死鳥の街”から新時代の芸術文化を発信/フェニーチェ堺

11050views

パイドパイパー・ダイアリー Web音遊人

パイドパイパー・ダイアリー

楽器は人前で演奏してこそ、上達していくものなのだろう

9798views

ピアノの地震対策

楽器のあれこれQ&A

いざという時のために!ピアノの地震対策は大丈夫ですか?

52120views

東京文化会館

こどもと楽しむMusicナビ

はじめの一歩。大人気の体験型プログラムで子どもと音楽を楽しもう/東京文化会館『ミュージック・ワークショップ』

8872views

太平洋に浮かぶ楽園で、小笠原古謡に恋をする Web音遊人

音楽めぐり紀行

太平洋に浮かぶ楽園で、小笠原古謡に恋をする

12059views