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日本最大の楽器総合イベント「2020楽器フェア」をオンラインで開催!ヤマハブースの見どころは?
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2020.12.11
tagged: 楽器フェア, 2020楽器フェアオンライン
日本最大、かつ世界でも最大級の楽器総合イベント「楽器フェア」。隔年で開催され、前回2018年の来場者数は5万人!国内外のさまざまなブランドの楽器が展示され、最新の楽器や音楽情報が得られると同時に多彩なイベントが行われるこの楽器ショーを、毎回楽しみにしている方も多いだろう。
2020年はコロナ禍により、53年の歴史のなかで史上初となるオンラインでの開催となる。
「2020楽器フェアオンライン」は2020年12月11日(金)~13日(日)の3日間で開催。「今こそ楽器をはじめよう!音楽は鳴りやまない」をキャッチコピーに掲げる。
開催会場となるのは、310万人のユニークユーザーを持つ音楽サイト「BARKS(バークス)」。会場を歩いて回るように、トップページから気になる出展社のブースや企画を選び、見ることができる。
長年にわたって「楽器フェア」で中心的役割を担ってきたヤマハも参加。楽器総合メーカーだけあって、出展数は同フェアでナンバーワンを誇る。
ヤマハブランドの鍵盤楽器やアビテックス、管弦打教育楽器、ギター・ドラム・シンセサイザー、などを紹介するのはもちろん、ヤマハ取り扱いブランドのベーゼンドルファー、Line 6(ラインシックス)、Steinberg(スタインバーグ)、Ampeg(アンペグ)、Marshall(マーシャル)、Zildjian(ジルジャン)、nord(ノード)、Romero Creations(ロメロ・クリエイションズ)とEarthQuaker Devices(アースクエイカーデバイセス)を出展。憧れの楽器をすばやく探し出し、じっくりと見ることができそうだ。
最新技術を駆使した新製品や限定品も目白押し!たとえば、アコースティックとデジタルの融合によって生み出されたデジタルサックス「YDS-150」。カジュアル管楽器「ヴェノーヴァ」は、この秋、特別なレッドバージョンが数量限定で登場。大人のピアニカ「P-37E」からも明るい音色とレッドカラーのモデルが。エレキギター「PACIFICA」シリーズや電子ドラム「DTX」シリーズの新モデルも注目度が高い。
「楽器フェア」のもうひとつの楽しみは、スペシャルなイベントだろう。オンライン会場でそれらの舞台となるのは「コミュニケーションルーム」だ。ヤマハでは、人気アーティストのセッションや実力派デモンストレーターによるデモの生配信など数多くのイベントを企画している。
たとえば、12月11日(金)にはプロサクソフォンプレイヤー福井健太さんによるデジタルサックス、トップドラマー川口千里さんによる電子ドラムのパフォーマンスを配信。新製品の電子楽器をトップアーティストのライブ演奏で楽しむことができる。また、12月12日(土)には「CATEEN×YOMII SPECIAL SESSION」を配信。大人気のピアニストでありYouTuberでもあるよみぃさんとかてぃんさんが、2台ピアノで即興アレンジ連弾をするというスペシャルな企画だ。
12月13日(日)に生配信される「ギターオープンワークショップ」には、ふたりのお笑い芸人が登場する。巣ごもり期間中にギターを始めたり、再開したりしたものの挫折してしまった…そんな人も少なくないのでは?ギター初心者の西村ヒロチョと休眠層のピスタチオ小澤によるこのワークショップなら、そんな人も一緒に頑張れるはず。もちろん、見るだけでも楽しめること間違いなし。こうしたコンテンツが例年に比べて格段に増え、楽しみの幅がぐっと広がったのもオンライン開催ならではの特徴だ。
会場に足を運ぶ従来の「楽器フェア」は、遠方で来場が叶わない人も少なくなかった。また、楽器を始めたいと思っている人や入門者にとっては、ややハードルが高い面があったかもしれない。基本的に無料で楽しめるオンラインなら、ちょっと見てみるだけでもOK。
「2020楽器フェアオンライン」は既存のファンはもちろん、より多くの人に楽器の楽しさや演奏することの面白さ、音を出すことのすばらしさを伝えるイベントになりそう。音楽とともにある人生を始めたり、深めたりする絶好のきっかけになるに違いない。