今月の音遊人
今月の音遊人:諏訪内晶子さん「音楽の素晴らしさは、人生が熟した時にそれを音で奏でられることです」
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ひざの上に乗せてその場で音が出せる!新感覚のシンセサイザー「reface」シリーズ
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2016.3.30
tagged: reface CS, reface CP, reface YC, コンパクトシンセサイザー, 楽器探訪, シンセサイザー, reface, reface DX
技術の進歩とともに進化してきたシンセサイザー。これまでに多種多様なシンセサイザーが世に送り出されてきましたが、2015年秋に発売以来、人気を博しているのが「reface(リフェース)シリーズ」です。
refaceシリーズには4機種あり、シンセサイザー(以下シンセ)のreface CSとreface DX、エレクトリックピアノのreface CP、コンボオルガンのreface YCというラインナップ。いずれもヤマハの往年の名器をモチーフとしつつ、それぞれ特色のあるサウンドや機能、デザインを現代風に進化させた新しいコンセプトの楽器です。
シリーズ最大のポイントは、音づくりの楽しさに焦点があてられていること。
「近年のシンセについていうと、演奏や楽曲制作をすることが主流となっていたり、パソコン上で操作するソフトウェアシンセを使う人が増えていたりします。ですが開発陣のなかには、『純粋に音と戯れ、自分だけの音づくりを楽しめる楽器をつくりたい』という思いがありました」と、開発担当の山田祐嗣(ゆうじ)さん。
加えて開発陣がこだわったのが、どこにでも持ち運べて、気軽に弾けるということ。そこで、ひざの上に乗る3オクターブ(37鍵)のサイズとし、ステレオスピーカー内蔵型で、電池でも駆動する仕様(単3電池6本で約5時間駆動)が採用されました。
「電子鍵盤楽器は自室などに設置場所が固定されがちですが、refaceシリーズであればリビングのソファで家族や友人と会話しながら弾いたり、車の中でiPhoneの音楽に合わせて弾いたり、幅広いシーンで使うことできます」と、マーケティング担当の新竹(しんたけ)美奈子さん。
ギターのように気軽に手に取り、その場で音を鳴らせる鍵盤楽器を目指したrefaceシリーズ。Take2では、4機種それぞれの特徴をご紹介します。
Take1:ひざの上に乗せてその場で音が出せる!新感覚のシンセサイザー「reface」シリーズ
Take2:個性が異なる4機種の特徴、その楽しみ方とは?
Take3:コンパクトなボディに優れた操作性が溶け込んだデザイン
refaceシリーズは、プロフェッショナル・ハイグレード音源と、このシリーズのために新たに開発したハイグレードかつコンパクトな鍵盤『HQ Mini』を搭載したシンセサイザーです。
文/ 武田京子
photo/ 村上一光
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