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スクワッドとのコミュニケーションのために最適化されたゲームストリーミングミキサー「ZG02」
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2024.4.15
tagged: 配信, ZG02, ゲームストリーミングミキサー, ZGシリーズ
オンラインでのチームプレイやゲーム配信のために誕生したゲームストリーミングオーディオミキサーの「ZGシリーズ」に、新たなモデル「ZG02」が登場した。
まず目をひくのがそのコンパクトさ。場所をとらないというのは何事においても大きな利点だが、この「ZG02」のコンパクトさはゲーマーの抱える問題を解決してくれると、ヤマハミュージックジャパンの山口竜也さんは語る。
「ゲーマーのなかでも、特にキーボードとマウスを使用してプレイする方にとって、手や腕が疲れず、無理のない姿勢で長時間プレイするためには、デスク上でどのようにコントローラーをレイアウトするかがとても重要なんです。ほかにもゲーム機やモニター、それらをつなぐ配線、さらにデバイスや飲み物を置くなど、デスクのスペースはどれだけあっても足りないくらい。その結果、配信用のミキサーを置く場所がなくて、しかたなくモニター下に潜り込ませているという方もいました。この『ZG02』はコンパクトなサイズ感で、いろんなアイテムがそろったデスク上でも収まりやすいのがポイントとなっています」(山口さん)
2022年に発売された「ZG01」にあったトータルボリュームなど一部の機能を専用のアプリ「ZG Controller」に集約することで、ボディサイズを縮小。「ZG02」は、一般的なゲームパッド(コントローラー)とほぼ同じくらいの大きさになったが、ゲームプレイの味方となる機能はしっかり搭載している。
「たとえばFPS(ファーストパーソン・シューティング)というジャンルのゲームでは、対戦相手の接近を足音や銃撃の音で判断します。“FOCUS MODE”や“EQ”という機能で状況把握に必要な音を際立出せて、より有利にゲームを進めることができるようになります」(山口さん)
また、オンラインでチームプレイをする際には、ゲーム音とスクワッド(チームメンバー)の音声が混ざり合って聞き取りにくい、ゲームに集中できないといったことがある。それは“3D CHAT SPACE”という機能が解決してくれる。
「通常、ゲームの音とボイスチャットは同じ位置から聞こえるため、聞き分けにくいのですが、“3D CHAT SPACE”でメンバーの音声を仮想立体空間へ配置すれば、ゲーム音とのかぶりが避けられます。音声の位置は前や後、右上や左下など自由に調整できますので、横や後に配置すればスクワッドと同じ部屋にいるような感覚で、より密なコミュニケーションをとりながらプレイすることができます」(山口さん)
ゲームプレイを音の面で快適にしてくれる「ZG02」は、ゲーム実況でも威力を発揮し、さまざまな機能で、視聴者の満足度を高めてくれる。
「スクワッドの音声は自分に聞こえるようにしつつ、ゲーム音と実況の音声だけ配信で流したい、そういった複雑な工程も『ZG02』が内蔵する全ての機能とオーディオ設定をコントロールするソフトウェア『ZG Controller』で簡単に設定できます。配信でよく使われるボイスチェンジャーや放送規制音、エコーなどのエフェクトも搭載されていますので、簡単に工夫を凝らした配信が可能になります。また、ゲーム用にチューニングされたヤマハ独自の立体音響総合技術(ViReal™ Technologies for headphones)により、ヘッドホンでもリアルな音響が体験できるうえ、調整した音声(信号)をそのまま配信できるので、視聴者にも、同じ立体音響を届けることができます」(山口さん)
有名ゲーマーや芸能人のゲーム実況が人気を集める昨今、自分でも始めてみたいと思っている人や、すでにやっていて、操作環境をよりシンプルで快適にしたいと思っている人もいるだろう。そんなゲームユーザーたちの願いを「ZG02」はかなえてくれるのだ。
ゲームストリーミングオーディオミキサー「ZGシリーズ」の新ラインアップ。ヤマハ独自の音声処理技術はそのまま、よりコンパクトでお求めやすい価格に。
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文/ 飯島健一
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