人気のカスタムサクソフォンが13年ぶりにモデルチェンジ

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【楽器探訪 Another Take】人気のカスタムサクソフォンが13年ぶりにモデルチェンジ
楽器探訪 Another Take
人気のカスタムサクソフォンが13年ぶりにモデルチェンジ

マウスピースに付けた一枚のリードを振動させる発音構造から、金属(真鍮)製ですが木管楽器に分類されるサクソフォン。木管楽器と金管楽器の中間をいく音色を持ち、音量・表現力ともに豊かであることから、幅広いジャンルの音楽に欠かせない存在となっています。

サクソフォンの代表的な種類としては、高い音域からソプラノ、アルト、テナー、バリトンがありますが、今回紹介するのはアルトサクソフォン。4つのサクソフォンのなかで最も一般的で、演奏人口も最も多いとされています。

サクソフォンを見てまず気づくのが、キイやレバーなどの多数のパーツが付いていること。メカニズムも複雑ですが、すべては半音順に空いた音孔をふさぐキイを遠隔操作するためのもので、実は奏者のことを考えた合理的な造りとなっています。
「フルートやクラリネットなど、他の木管楽器のように指で音孔を直接押さえることはなく、指使いはリコーダー(ジャーマン式)とほぼ同じです。つまり学校の音楽の授業でリコーダーに触れた人であれば、取っ付きやすい楽器です」と、開発担当の佐々木陽介さん。

約7年に渡り、サクソフォンの開発を担当している佐々木陽介さん。ヤマハ吹奏楽団に所属するサクソフォン吹きであり、演奏活動で得たヒントを楽器開発に役立てているそう。

約7年に渡り、サクソフォンの開発を担当している佐々木陽介さん。ヤマハ吹奏楽団に所属するサクソフォン奏者であり、演奏活動で得たヒントを楽器開発に役立てているそう。

ヤマハのアルトサクソフォンはレベルに応じた幅広いラインナップを揃えますが、2015年7月、13年ぶりのモデルチェンジを遂げたのがフラッグシップモデル「YAS-875」と「YAS-875EX」。熟練の職人の伝統技術・製法と、長年の研究による最新技術が合わさった人気のカスタムサクソフォンです。

数ある工程のなかで、職人によって何度も何度も叩かれるベルの成型はフラッグシップモデルならでは。

数ある工程のなかで、職人によって何度も何度も叩かれるベルの成型はフラッグシップモデルならでは。

今回のモデルチェンジにあたり、メインテーマとなったのはストレスフリー。指使いや音程のコントロールなど、演奏時に奏者が無意識のうちに感じるストレスをできる限り取り除くことが考えらえました。
ではストレスフリーな楽器にするために、どこがどう改良されたのでしょうか。
次のTake2で見ていきましょう。

Take1:人気のカスタムサクソフォンが13年ぶりにモデルチェンジ
Take2:演奏に集中できるストレスフリーのキイメカニズム
Take3:ベルの彫刻デザインとマウスピースも一新

■カスタムアルトサクソフォン YAS-875EX/875

製品の詳細はこちら

 

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文/ 武田京子
photo/ 村上一光